(102)都電荒川線25周年 東京都交通局 1999年9月

赤帯の都電! 懐かしいですね。これはきっと荒川線が出来た当時の写真でしょう。
荒川線というのは、美濃部都政当時、道路渋滞緩和のための路面交通廃止政策のなかで次々と路線が消えてゆく中、最後の最後になって「専用軌道が多く交通に支障にならない」ということで存続が決まった2路線をくっつけて出来た路線。 しかも結果的にはご存じの通り、路面電車がなくなっても道路渋滞は緩和されるどころか却って酷くなったわけで、都知事自身ものちに自らの失策を認めたと言います。あれからもう25年、一部では今頃になって路面交通が見直されていますが、いちど取り壊したインフラをまた作るのはまさに浪費。 交通政策の難しさを今に伝える史跡なのかもしれませんよ。