(3)カードが使えなくなった!? さぁどうする?

カードが使えなくなることなんてそう滅多にあることじゃないんですが、もし使えなくなっても、慌てず騒がず。
ケースバイケースで対応が違うので、次のどのケースにあたるかちょっと考えてみてください。

1.最初から使えないとき
 ごく稀ですが、製造過程での磁気消去の可能性があります。そのカードが買った直後のものなら、その場で換えてもらえばよいでしょう。
 問題は、買いだめしていたときやバス会社窓口以外(安売りチケットショップなど)で買ったときです。
 買いだめしていた場合は保存中の磁気破損の可能性も出てきますし、安売りチケットショップで購入した場合では、磁気消去しているカードをチケットショップに売りつけた場合が考えられるので話がこじれるおそれがあります。
 どちらにしても、冷静になって最寄りの窓口で交換してもらえるように交渉してみてください。未使用カードの場合は大抵、その場で新品に換えてもらえることが多いです。
(窓口によっては一時預かり扱いになるところもあります。車庫なら100%間違いなくその場で交換してもらえます)
 ま、安売りチケットショップでのカード購入はどちらにしてもおすすめできませんね。

2.カードを折り曲げてしまったとき
 うっかりカードを洗濯したりして曲げてしまったときはどうしましょう。
 まず、カードをまっすぐに延ばしましょう。で、そのまま使ってみて、使えればそのまま使ったほうがいいです。
 もし使えなかった場合は、払い戻すことができます。
 払い戻しの算式については バス共通カードって払い戻しできるの? の項で詳しく書いてありますが、問題は、磁気信号が読めなくなっているときは使用残額が残額パンチ穴から判断できる最低額とみなされる点です。
 つまり、3000円と4000円の間にパンチのある発売額5000円のカードで磁気信号が消えている場合、たとえ使用残額が3900円分あったであろうとも、残額3000円のカードとみなされてしまいます。で、払い戻し額は1950円です。
 ということは、場合によっては大損してしまうことになるわけです。ま、そこはカード裏面にも書いてありますけれど
 『破損、信号消去、紛失等に対してはその責を負いかねますので、取り扱いには充分ご注意ください』という通りなのです。
 くれぐれも、カードを折り曲げたりしないようにしましょう。

3.うっかりスピーカーの上にカードを置いたとき
 カードの磁気信号はスピーカーの上に置いたくらいなら消えることはまずないのですが、万が一磁気信号が消えてしまった場合は、上記と同様、払い戻す以外に方法はありません。
 払い戻しは、カードに書いてある発行事業者でできます。つまり、東京都交通局のカードなら東京都交通局の窓口でのみ取り扱いできます。

4.よくわからないが特定の事業者のバスで利用できなくなったとき
 これ、最近ちょっと問題になっているケースです。
 カード表面の残額表示のパンチ穴を見てください。パンチ穴が残額表示の間にあいていますか?
 残額表示の数字にパンチ穴がかかっていたりすると、カードは使用不能になります。
←これがパンチ穴ずれのカード。
500円のパンチ穴が大きくずれてますね。実はこのカードの残額は850円。→
このケースの場合、カードはもよりの窓口で交換してもらえます。
これは、偽造カードの使用を阻止するため磁気残高とパンチ穴での残額が一致しないときにカードが使用できなくなるようにしているため起こるトラブルです。現在のところ、カードを交換する以外に使用できるようにする方法はありません。

ちなみに、この「パンチ穴位置ずれ」、実は特定の事業者の運賃箱で頻発することが知られていて、しかもその特定の事業者の運賃箱では問題なく使えることから、どうしても使えなかった事業者が責められてしまいがちです。
でも、本当に悪いのは変なところにパンチ穴を開ける某社製運賃箱であって、カードが使えなかったバス会社のせいじゃないことが多いです。どちらにしても利用者にとっては迷惑なことこの上ない話で、早いとこ改良していただきたいものですね。