(4)オリジナルカードが作れる?!はなし

テレホンカードやオレンジカードにはたくさんの「オリジナルカード」が出回っていますし、自分の好きなデザインのものを作ろうと思えば、注文するのも比較的容易なことです。
では、バス共通カードの場合はどうでしょうか。

オリジナルカードの作成を引き受けることを前面に打ち出している事業者は残念ながら現時点では皆無です。しかしながら、カード発行事業者19社中ただ1社のみ、オリジナルカードの作成を引き受ける「パンフレット」を作成している事業者があります。

それは、「東京都交通局」。カード発行事業者中で最も多くの種類のカードを世に送り出している事業者でもあります。

何はともあれ、そのパンフレットを見てみましょうか。

どうです? 安いと思いますか、それとも高いと感じますでしょうか。テレホンカードに較べるとずいぶん高いという印象を持つ方がほとんどではないでしょうか。
しかも、ここで注意しなければいけないのが、この料金には「版下作成費用は含まれていません」ということでしょう。とりわけ、バス共通カードの場合はデザイン上の制約がいくつもあるので実際には素人が完全版下原稿を作成することは事実上不可能です。

では、版下原稿作成を業者に依頼するとどのくらいかかるでしょうか。 これは一般論ですが、概ね2万円〜5万円くらいと考えればよいようです。ということは、最低ロットの1000円券100枚を作成する場合は、運賃込みで220000円程度になることになります。ということは、1000円券1枚、2200円。うーん、高いカードだ。
私の友人で、史上初の「オリジナル結婚記念バス共通カード」を作成しようとした男がおりますが、彼はバス会社の社員であり原価での作成を交渉したにも拘わらず、やはり100枚220000円という見積もりを提示され、泣く泣く断念したそうです。

ま、ここでは東京都交通局を例としてあげてありますが、実際のところ、オリジナルカードの作成自体はどの発行事業者でもできるようですので、もし興味のある方がいらっしゃったら発行事業者に相談してみるのも一法かと思います。
ただし…値段がこの東京都交通局の料金表より安いところはほぼ皆無だと思いますが…(この値段、よくよく調べてみると交通局はほとんど利益を乗せていないらしい!)